午前0時、魔法が解けるまで。






「あ、いや、そんな」



こんな逃げ場のない状況で砂川さんはよく立ち回ろうとしてくれた方だ。

私は慌てて首を横に振って、2人に笑いかけた。



「お久しぶりです。先輩と美香も、よくここに来るんですか?」


「いや、たまたま見つけたら入ってみただけ」

「すみません、別の席に案内してもらえますか?」



増田先輩が答える声にかぶせるように、美香が店員さんにそう話しかけた。







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