午前0時、魔法が解けるまで。






「いいから……!逢坂くんの将来に影響したら、困る……!」



私がそう言えば、逢坂くんは我に返ったのか動きを止めて何度か深呼吸をしてから、拳を下ろした。


「ひっ……!」



一瞬気を失っていたらしい男達は目を開けて勢い良く立ち上がったかと思えば真っ青な顔をして慌てて資料室を出ていった。







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