午前0時、魔法が解けるまで。





「……誰ですか?」


「失礼。私はこういう者です」



いつの間にか母親は控えるようにパイプ椅子に座り直していた。


スーツの男の人に差し出された名刺を見て、私は首を傾げた。





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