午前0時、魔法が解けるまで。






この雰囲気でこんな高価そうなものは受け取れないと言ったら空気を壊してしまう恐れがある。



「今度のデート、付けてきてね」



薫くんの指先が私の首筋をなぞって、くすぐったさに目を細める。


ジュエリーボックスのフタを閉めて、受け取る。

なくさないように机の引き出しにしまって、振り向こうとすると後ろから薫くんの腕が回ってきて抱きしめられた。







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