午前0時、魔法が解けるまで。






「二週間も仕事漬けで全然優衣ちゃんに会えなくて死ぬかと思った……」


「そんなにですか?」



薫くんの頭が肩に乗せられ、そのまま子どもみたいにぐりぐりと押し当てられる。



「優衣ちゃんは、」



お腹に回った腕に力を込められて図らずも彼に全体重を預ける形になる。


そのまま後ろの方にあったベッドに腰を下ろした薫くんの膝の上に座る。






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