午前0時、魔法が解けるまで。







「すみません」



男の人が静かに一言謝ると、教室内はいつもの雰囲気に戻り、教授が再び雑談を交えたトークを始めた。



「み、見てたんですか?この前の……」



私と隣の間くらいに教科書を置きながら、私は小さな声で問いかけた。








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