午前0時、魔法が解けるまで。







問いかけられた男の人は一瞬不可解そうな目をして私の顔を見返したが、すぐにはっとした表情でぎこちなく頷いた。


「え?あ、あ……ああ……」



教授の校内一読みづらい板書が始まったために、会話はそこで途切れた。







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