嘘つきなキミ

次の日ー

俺は荷物を全部まとめてみんなを待っていた。


ガラガラー

はやと「はよー。きたぞー」

こうへい「おはよ。わりーな。」

はやと「おう。」

あい「こうへい!おはよっ!」

満面の笑みであいが挨拶してきた。

こうへい「あい...。おはよっ!」

涙が出そうになった。
あい...もう少し待っててな...。
ちゃんと話すから...。

心の中でそう思った...。

こうへい「みゆきは?」

はやと「ぁあーなんか今日日直だから早く行かないといけないらしい」

こうへい「そっか。じゃあ行くか!」

はやと「おう!」


学校に向かってる最中俺は、あと何回この道をみんなで歩けるんだろうっと考えていた。

はやと「大丈夫か?」

こうへい「大丈夫。ちょっと考え事してた。」

はやと「珍しいな。お前が考え事なんて。」

こうへい「あと何回みんなでこの道をあるけるんだろうなって思ってさ...」

俺はあいに聞こえないように呟くようにいった。

はやと「っっっ!!!」

あい「あっ!!みゆきっ!」

その時、みゆきが走ってこっちにきた。

みゆき「おはよっ!!そろそろかなっておもってきてみたw」

あい「ありがとう!」

あいとみゆきは2人で話しながら前を歩いていた。


はやと「お前...ふざけんなよ。これからもずっと卒業するまで歩くんだよ。」

俺は微笑んだ。

はやと「次言ったらマジで許さねえから。」

こうへい「ありがとな。」


それから俺らは無言のまま学校まで歩いた。

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