二頭(二人の男)追うもの…バチが当たる
そして口火を切ったのは槇さんだった。
「いい機会だから、わたしがどれぐらいの覚悟があるのか話しておこう。
輝一と同じ人を愛したとわかった時点で地獄を見る覚悟はある。
たとえ全てを失っても貴女だけは失いたくない。
世間からどんな誹謗中傷を受けようが業火(ごうか)を浴びるほどの咎(とが)であろうとも、わたしは…もう貴女に囚われてしまった。血をわけた息子だとしても貴女だけは渡したくない。覚えておいてほしい。私はそれだけの覚悟があるということを、だから輝一にもこまめさんは渡さない」
「親父、俺も同じ気持ちだ!相手が親父だろうと誰だろうとこまめちゃんは渡さない!」
槙さんと輝一君との間の張り詰めた空気、みつめあう瞳は火花が散っていた
な、なんてこと…今にも、私を奪い合うために決闘が始まりそう…
「どうして…二人とも言ってくれなかったんですか?」
「知ったのは君を抱いた後… 流石に驚いたよ? まさか貴女が息子がずっと恋い焦がれていた人だとは…昔から輝一とは好みも似てたから…」
昔から…?
「いや、言えなかったと、言った方が正解かな?君を失いたくなかった。君を抱く前から本気だったから、輝一との事を知って、増す罪悪感とは裏腹に君に溺れすぎた…いい年して…わたしは輝一の父親としてより男としての欲を取ったんだ…だから今回だけは引けない。それだけ君に本気って事だ。結果がどうであれ、わたし達は君の出した答えを受け入れる。だから…君も逃げないで考えて欲しい」
槇さん…
「こまめちゃん、困らせてゴメンね?こまめちゃんとは学年もかさなって無いから、覚えてないだろうけど四年前川井先輩とサークルへ差し入れしに来てくれた時から、こまめちゃんは僕の憧れだった。サークルのOB会に出てればいつかきっとこまめちゃんに会えると思ってた。そしてあの日会えたのは運命だと思った。そしてこまめちゃんを僕が送ることになったのは神様からの贈り物だと思ってる。だから僕も本気だから、ゆっくり考えて欲しい」
輝一君…
そしてふたりは疲れただろうと言って部屋を用意してくれた。
お風呂を借り、疲れていたのか直ぐに眠りについた。
「いい機会だから、わたしがどれぐらいの覚悟があるのか話しておこう。
輝一と同じ人を愛したとわかった時点で地獄を見る覚悟はある。
たとえ全てを失っても貴女だけは失いたくない。
世間からどんな誹謗中傷を受けようが業火(ごうか)を浴びるほどの咎(とが)であろうとも、わたしは…もう貴女に囚われてしまった。血をわけた息子だとしても貴女だけは渡したくない。覚えておいてほしい。私はそれだけの覚悟があるということを、だから輝一にもこまめさんは渡さない」
「親父、俺も同じ気持ちだ!相手が親父だろうと誰だろうとこまめちゃんは渡さない!」
槙さんと輝一君との間の張り詰めた空気、みつめあう瞳は火花が散っていた
な、なんてこと…今にも、私を奪い合うために決闘が始まりそう…
「どうして…二人とも言ってくれなかったんですか?」
「知ったのは君を抱いた後… 流石に驚いたよ? まさか貴女が息子がずっと恋い焦がれていた人だとは…昔から輝一とは好みも似てたから…」
昔から…?
「いや、言えなかったと、言った方が正解かな?君を失いたくなかった。君を抱く前から本気だったから、輝一との事を知って、増す罪悪感とは裏腹に君に溺れすぎた…いい年して…わたしは輝一の父親としてより男としての欲を取ったんだ…だから今回だけは引けない。それだけ君に本気って事だ。結果がどうであれ、わたし達は君の出した答えを受け入れる。だから…君も逃げないで考えて欲しい」
槇さん…
「こまめちゃん、困らせてゴメンね?こまめちゃんとは学年もかさなって無いから、覚えてないだろうけど四年前川井先輩とサークルへ差し入れしに来てくれた時から、こまめちゃんは僕の憧れだった。サークルのOB会に出てればいつかきっとこまめちゃんに会えると思ってた。そしてあの日会えたのは運命だと思った。そしてこまめちゃんを僕が送ることになったのは神様からの贈り物だと思ってる。だから僕も本気だから、ゆっくり考えて欲しい」
輝一君…
そしてふたりは疲れただろうと言って部屋を用意してくれた。
お風呂を借り、疲れていたのか直ぐに眠りについた。