肉食御曹司に迫られて
「あの時は、自分が誰かを愛したりする訳ないと思ってたし、会社のために、それなりの家柄の女と結婚すれば、自分の好きな事ができる。それが後々樋口グループも助ける。そう思ってた。」

「親父さん、頭固いしな…。それに、抱えているものが、お前より大きい。だからこそ、お前の横に立って、お前を支える人、すなわち、結婚相手に対する思いが強い。お前にも、親父さんみたいに、なって欲しいって思ってるんだろうけど…。」

晃は続けた。
「…えっと、、家柄、容姿、、頭脳明晰、語学力、まだ、あっあたよな?」

湊は苦笑しながら、
「そんな条件出されてるから、恋愛なんて、バカみたいな事、する訳ないし、必要ないと思ってた。
付き合うなら、適当にお互い遊びの関係。」

「その彼女は、遊びじゃないんだよな?」
晃は真面目な顔で聞いた。

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