肉食御曹司に迫られて
6.真実

TOKYO

また、新しい一週間が始まった。

「奈々、おはよ。」
ポンと肩を叩かれ、振り返る。
「おはよ、結花。」
エレベーターを待っていた所で、結花に会う。
二人は、更衣室で着替えだした。

「なんか、すっきりした顔してるね。進展あった?遊びじゃなかった?」
結花は、興味津々といった感じで聞いた。
奈々は、苦笑して、
「全然。もっと解らなくなった。でも、あたしの気持ちは変わらないから、何かが起きたら、その時考えるわ。それまでは、少し待機。」
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