肉食御曹司に迫られて
「何があった?仕事じゃないだろう?」
晃は真面目な表情に戻り聞いた。
「親父が、見合い相手に、フランスからアミラを呼んだ。アミラから電話があった。」
「あの、お前がアメリカ留学してた時、一緒だったアミラか?どこかの財閥の令嬢だったか…。」
「ああ、親父もアミラの父親と面識があって、アミラの事は知っていたから。」
「お前に、惚れてたんじゃないか?アミラって。2つぐらい年下だったな。」
湊は、悲しく笑った。
「だから、アミラにしたんだろ。アミラが嫌なら、まだまだ他にもいるとか言ってやがった。」
湊は、苛立ちをぶつけるように、ドン、と窓を叩いた。