キミの瞳に
こっちこっちと道案内されているうちに、朝木君の家に着く。
綺麗な二階建ての一軒家。
ここが朝木君の家かぁ…
朝木君の部屋はどんな感じなんだろう?
もしかして結構部屋汚いとか?
男子高生だもんそんなイメージしかわかないけどどうなんだろう?
ていうか…
「お母さんとかお父さんは?」
そうだよ!
朝木君の家なんだからいたっておかしくない。
「まだ親達仕事の時間だから帰ってこないよ」
………それはそれで少し緊張するけど…。
「ほら、中入ろう?」
私の手を引いて朝木君は家の中に入れてくれた。