失礼男の攻略法

「いや、全然良くないでしょ」

「だって、この前、所長の秘書さんたちが甥っ子さんのプロフィールみて超優良物件って騒いでましたよ」

美希ちゃんの言葉にびっくりしていると

「私も見ましたけど、あれだったらありじゃないですか?超エリートの国際弁護士で、うちの事務所の後継者でしょ。お金も権力も充分で、イケメンじゃないけど、キスできないレベルの顔でもないし。子どもも先生に似れば、そんなブサイクにはならないだろうし。堅物そうだったから女経験少なそうだけど、エッチなんて子どもつくる時に何回か我慢すればいいだろうし」

さらにぎょっとするようなことを言われて、女経験は豊富そうだったよって教えてあげたいけど絶句してしまう。

「美希ちゃん・・・」

「なに、純情ぶってるんですかー。結婚となると、そういうことじゃないですか。どこまで何を我慢できるか、大切なのは優先順位付けですよ!」

言い切る美希ちゃんは自信たっぷりだ。
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