くもり時々はれ
次の日、新入生あるあるの、授業がほぼ自己紹介でおわる一日を終えてから、わたしは走ってテニスコートまで行った。
さすがに早かったのか、まだ先輩すら来てなかった。
「あれ、入部希望??」
後ろから声がして振り向くと、彼がいた。
わたしはびっくりしてたぶんすごく間抜けな顔をしてたんだと思う。
「…ぷっ」
え、笑われた…?
「そんな緊張感しなくていいよ。マネージャー希望だよね?もうすぐしたらマネさんの先輩きてくれるからそこのベンチで待ってな?」
彼は笑いながらそう言った。
はじめてしゃべったのに、もうドキドキしてる。
わたしは彼に言われた通り、近くのベンチに座った。