umbra 〜約束の日〜
「俺はあとちょっとで着く。 もうちょい電話切らないで。」
「おう!『うん。』」
通話中のまま走る。あの場所に行く階段に差し掛かった瞬間、最悪の絶望に陥った。流石にこれは予想外すぎる。
「・・・・・・・・・・燐!?」
「椿さん、今すぐ来てくれ!! 燐が怪我してる。 」
驚きすぎて敬語が外れた。 どうしてこうなった?だって、燐だろ?
階段から落ちたのか頭の周りが血だらけだ。 この場所を一言でいうと悲惨だ。見るに耐えない状況。俺は見慣れてるが、一般人が見たら気絶もんだ。
「朔夜!! 燐は!?」
椿さんが上の階段から降りてきた。