umbra 〜約束の日〜






あの教室を出たあと体がふらっと揺れる。運良く壁に寄りかかり、倒れるのを回避することができた。そこでしばらく止まって頭の中が落ち着くのを待つ。










ぐらぐらが落ち着いたらまた歩く。 やっぱり今日は学校行かない方が良かったかもしれない。わざわざあいつらのために学校行ったようなもんだ。 授業受けてないけどサボるか。













教室に向かっていた足を方向転換させて保健室へ。 あそこのベッドは最高。










ガラガラ











「燐、学校に来てたのね。」















「あぁ。 でもこいつのせいで貧血。」












そういって俺は頭の包帯を指す。全てはこの頭のせいだ。











「それなら行かなければ良かったのに・・・」








< 140 / 322 >

この作品をシェア

pagetop