永久に抱かれた姫君



 それから僕らは二人で、城の庭園で話すようになった。
庭園には、旬の花々が華やかに咲いていて綺麗だったけど、君の方がずっと美しくて、めまいがしそうだった。

人目が無い時は、キスもした。触れるだけの、優しいキス。瞳を潤ませて真っ赤なる君に、僕も照れてしまった。



 婚礼を経て、共に夜も過ごし、何もかも“これから”だったのに__。

今、君は、弱々しく床に臥している。



「ねえ、わたし、あなたのこと好きよ」


 君は、ゆっくり語り出す。


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