干物ハニーと冷酷ダーリン
しかも、水城さんは漫画顔負けのルックスにスタイルの持ち主である。
そんな人と二人きりとなれば、普通の女の子だったらその後の展開なんて想像がつく。
だが、しかし!
あたしは、間違わない。
あの甘いマスクに騙されまい。
あたしは知ってる。
仕事人間である水城さんの本当の姿を。
プライベートまでは知らないけど、仕事に関しては鬼のように厳しいし赤ペンを握らせようものなら、鬼に金棒で原稿が赤一色になるまでダメだしが飛んでくる。
新人の頃、何度編集長様に泣かされたことか…。6年経った今でも涙目くらいにはなる。
水城さんが担当している漫画家さんも泣きながら原稿描いてたっけ。