ある夏休み…。

〜日曜日〜
ついに、待ちに待った日曜日
待ち合わせ場所に行くと宏美が居ました。
「宏美〜。おはよう。昨日は、眠れたってその顔どうしたん」
私は、宏美の顔を見て驚きました。宏美が化粧していたんです。
「ん変化粧１時間かけてやったんだけど…。変かなぁ。」
「いいと思うんだけど、プールに入ったら、化粧とれるんだけど…。」
「ガーン。忘れてた。」
そんな会話を、していたら望が来ました。
望の手を見たら、何か持っていました。
「望何持ってるの」
「あ〜。宏美にと思って、お守りを。急いでたから、安産のお守りだけど。」
と笑いながらいいました。宏美は、嬉しそうに
「おい安産かよ。まぁいいや。ありがとう。」
と言って市民プール行きのバスに乗りました。