【完】うぶな私がイケメンチャラ男と恋するまで
「はああああーー終わったあああ」
「お疲れ様でした」
思いっきり伸びをして椅子にもたれ掛かる。
「ほんっとうにありがとう!
助かりました…!」
「いえいえ、お役に立てて良かったです」
今回は本当に幸大くんのおかげだ。
何とか恩返しがしたい…けど今日はもう遅くなっちゃう。
「明日の放課後って空いてるかな?」
「え?あ、はい」
「それじゃあ、何か奢らせて!」
私がそう言うと幸大くんは申し訳ない…って顔をするので
「本当に幸大くんのおかげだから!
ねっ?」
「…分かりました」
よし、じゃあ駅前のカフェに行こうかな?
どこか不服そうな顔をする彼を無視して勝手にプランを立てていく。
「幸大くんは甘いものとか大丈夫?」
「はい、好きです!食べるだけで癒されますし…ってこんなの男っぽくないですよね」
そう、困った顔で笑う。
そんなことないよ、私も甘いの好きだから同じで嬉しいよって言うと彼は少し饒舌になった。
「ケーキのいちごは最初に食べます?それとも最後?」
今日で1つ分かったことがある。
幸大くんはスイーツ男子だ。今の話題になってから凄く楽しそうで目がキラキラしてる。
私も釣られて楽しくなる。
「私ね、いちごは最後に残しておくタイプなんだ」
「わ、僕もです!」
それからも今まで食べた美味しいスイーツの話で盛り上がった。
明日もこんな風に楽しめそうだ…!