マ王の花嫁
「我々はロドムーンから来た。俺の名はライオネル・クレイン。ロドムーンを統治している」
「えっ!で、では貴方様があの・・」
「大国の国王様!?」
「ロドムーンの国王様は、つい最近、ジョセフィーヌ姫と御結婚されたと聞きましたが」
「あぁ、あれか。色々と手違いがあってな。取り止めになった」
「そうでしたか。それでここにいらしたのですね」
ライオネル様は、シスターたちの誤解をあえて正さず(まぁ、その通りと言えばその通りだし)、「そんなところだ」とだけ言った。
「えっ!で、では貴方様があの・・」
「大国の国王様!?」
「ロドムーンの国王様は、つい最近、ジョセフィーヌ姫と御結婚されたと聞きましたが」
「あぁ、あれか。色々と手違いがあってな。取り止めになった」
「そうでしたか。それでここにいらしたのですね」
ライオネル様は、シスターたちの誤解をあえて正さず(まぁ、その通りと言えばその通りだし)、「そんなところだ」とだけ言った。