マ王の花嫁
「・・・母様は、全て分かっていたのだと思う。アッセンが攻め滅ぼされる事、フローリアン王子との間に私を授かる事、フローリアン王子が国王になってからのラワーレの行く末も、私がライ様と出会う事も、全て・・・それら全てが宿命だと受け入れたから、フローリアン王子を愛して、私を授かって、そして・・・そこで死ぬ事をも受け入れたの。宿命に逆らわずに、受け入れたの」
・・・そうだ。
私がフローリアン王子の血を引いていなければ、私は花嫁候補にすらなる事は無かった。
そうなると、ライ様に出会うチャンスなんて、きっと無かったはず。
母様は、私なら・・いや違う、ライ様なら、歴代のドレンテルト王がした過ちを正し、ラワーレの民の窮状を救う事が出来ると、分かっていたのだ。
ライ様が、ラワーレの未来に、明るい希望の光を見出す存在になると・・・それらが全て、動かしようのない、起こり得る宿命であると分かっていたのだ。
だから私は、ライ様と出会う宿命だった。
・・・そうだ。
私がフローリアン王子の血を引いていなければ、私は花嫁候補にすらなる事は無かった。
そうなると、ライ様に出会うチャンスなんて、きっと無かったはず。
母様は、私なら・・いや違う、ライ様なら、歴代のドレンテルト王がした過ちを正し、ラワーレの民の窮状を救う事が出来ると、分かっていたのだ。
ライ様が、ラワーレの未来に、明るい希望の光を見出す存在になると・・・それらが全て、動かしようのない、起こり得る宿命であると分かっていたのだ。
だから私は、ライ様と出会う宿命だった。