恋のお勉強はじめました!〜まずはキスから〜
私は足を止めて振り返った。

2人が向かい合って話をしている。

っていうか、不知火さんって何者?

嵐さんと知り合いって感じだったけど・・同じようにお金持ちだよね。

アレは・・

「っていうか・・もうほっといてほしい・・。」

思わず呟いてため息をこぼした。


嵐は、ぎゅっと拳を握りしめて言った。

「そのことは、今からほのかに説明する。」

「今から?もうほのかちゃんはお前と話はしないみたいですけど?」

「不知火、頼むから引っ込んでてくれ。」

「・・ムリ。俺もあの子気に入っちゃったから。」


・・何、話てるんだろう。

さすがに気になる。

っていうか、2人とも背高い。

足長い。

顔いい。

悪いとこが見当たらない。

ああ。性格か・・
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