恋のお勉強はじめました!〜まずはキスから〜
嵐さんは、頬をそっと撫でて、ふふっと微笑んだ。

「どうですか?ちょっとは気持ち緩んだ?」

ゆ、緩むとかそういう問題じゃないような・・

私はカッカと熱くなる頬に手のひらを当てて小さくハイとうなづいた。

車が再び動き出す。

っていうか、この人絶対に慣れてるよね?

こんなの研修だって言ってもこんな簡単にできるものなの?

信号待ちの一瞬を利用して・・とかさ・・。

「ユデダコ。」

そう言って笑う。

「ば、バカにしないでください。」

こっちはもうはや、泣きそうなのに・・

「バカになんてしてませんよ。」

うう・・

男慣れしてなさすぎる自分が嫌になる。

「今日のカッコも可愛いですね。」

「へ?」

唐突に言われて、私は素っ頓狂な返事を返して嵐さんの横顔に視線を戻した。
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