ハイスペックイケメンなんてお呼びじゃない!~バツイチナースは恋に無関心~
うん、思ったより母子共に良い感じだ。

『赤ちゃん処置します。お母さんは後産ありますからね、もう少しですよ。』


赤ちゃんを看護師さんに預けて産湯を、してもらう。

その間に後産の処置。

胎盤が出たらお下の処置になるので医師にバトンタッチ。


そして、私も赤ちゃんの処置と測定へふ。

『あら、赤ちゃん大きめだったのね2050gあるわ!頭囲32cm、腹囲31cm、身長45cm』

『うん、早く産まれちゃったけど少し小さめさんって感じだけど元気よ!』


うん、これなら短時間カンガルーケアできそうだ。

酸素飽和度も問題なし。

『はい、元気な女の子ですよ』


お母さんの胸に綺麗にした赤ちゃんをのせてあげる。

[ありがとうございます。]

バタバタバタバタ


足音がした。

救急隊が来たのだろう。

『妊婦さんとベビーはどうですか?』


『無事に産まれています、2050gの女の子です。母子共に特に問題はありませんがやはり早産で低体重児なので〇×大学附属病院にて、小児科産婦人科の診察をお願いします。
分娩は自然分娩です。よろしくお願いします。』

こうして、一仕事してお母さんと赤ちゃんを救急車に送っていく。

『お母さんお疲れ様です。安産でいいお産でしたよ。』

そう言って送り出した。

これで私は一段落である。


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