ハイスペックイケメンなんてお呼びじゃない!~バツイチナースは恋に無関心~
side葉月


案内された52階の部屋は広いし夜景も綺麗で私も弥生も気に入った。

なりよりシンプルな家具でスッキリした雰囲気が居心地が良いのだ。

弥生と少し夜景を眺めてからキッチンを借りて夕飯をつくる今日はパスタとコンソメスープとサラダにした。

ダイニングテーブルに並べて、2人を呼ぶ。

2人はリビングで仲良くテレビを見て待っていた。
弥生の好きな動物系の番組をやってたみたい。


『弥生、航平さん。ご飯出来たよ!』

『『はーい!』』

そう返事して2人でダイニングテーブルに来る。

『はい、じゃあ頂きます!』

『頂きます。』

『いただきます!』

そうして食べ始めた食事はやっぱり美味しくて落ち着く時間だった。

これからは3人でこんな時間をたくさん過ごせるのかと思うと嬉しい。

そして、お風呂なども済ませて私と弥生は客間で航平さんは自室で休む事にした。

『こうくん、おやすみなさい。』

『うん、おやすみ弥生ちゃん』
そう言って弥生の頭を撫でて

『おやすみ、葉月』

そう言って

『チュッ』

と額にキスを落とした航平さん。

『おやすみなさい、航平さん///』

照れつつ私も頬に『チュッ』

と返して客間に弥生と入った。
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