最後の恋
「あの見た目で上司としても完璧なんて、一緒に仕事してたら絶対に惚れちゃうじゃん。そんな人!!あーあー杏奈は良いよなー。私の担当なんて70も近いおじいちゃんだからね…目の保養にすらなんないよ。」
そんな陽菜の反応を横目に見ながら苦笑いをこぼした。
陽菜にも専務と元クラスメイトだった事はまだ言っていない。
この2週間、バタバタしてゆっくり話せる時間が持てなかったというのも理由の一つではあるけど、私たちが元クラスメイトというのは今はまだ言わない方がいいと思ったから。
「まぁ、でも杏奈も気をつけなよ。」
「え…何を?」
「専務に本気で惚れないように、だよ。」
「…惚れないし、私は上司として尊敬してるだけ。」
「なら良いけどさ…。婚約者のいる人を好きになっても辛いだけじゃん。専務の婚約者ってどんな人なんだろうね?杏奈は知ってる?」
一ノ瀬君の…婚約…者……?
そんな陽菜の反応を横目に見ながら苦笑いをこぼした。
陽菜にも専務と元クラスメイトだった事はまだ言っていない。
この2週間、バタバタしてゆっくり話せる時間が持てなかったというのも理由の一つではあるけど、私たちが元クラスメイトというのは今はまだ言わない方がいいと思ったから。
「まぁ、でも杏奈も気をつけなよ。」
「え…何を?」
「専務に本気で惚れないように、だよ。」
「…惚れないし、私は上司として尊敬してるだけ。」
「なら良いけどさ…。婚約者のいる人を好きになっても辛いだけじゃん。専務の婚約者ってどんな人なんだろうね?杏奈は知ってる?」
一ノ瀬君の…婚約…者……?