最後の恋
あれから1時間は経っていたのに、タケは私の事が心配でまだシャワーも浴びれなかったのだろうか…。


疲れているはずなのに、申し訳ない気持ちになった。


タケは私の顔をみると一気に安心した表情を見せた。


「ごめん。遅い時間なのに部屋まで来て。メールはもらってたけど、今日はホラ、あんなこともあった後だしちゃんと顔見ないと安心できなかったからさ。…じゃ、顔見に来ただけだしお前も今日はゆっくり休めよ。」


タケの温かくて優しい言葉に、また心が救われた気がした。


「タケ…ありがとう。心配かけて本当にごめん…」

「バカ…なに泣いてんだよ。」


ドアを間に挟みながら、彼の手が伸びて来て頭の上に乗せられた。


「じゃあ、俺行くから。おやすみ…」



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