秘密の陰陽師 【壱】
私達は温泉に来た
服を脱ぐとなんだか花が驚いた顔をしていた
えっ私の顔なんかついてる?
カレー食べた時のやつとか?
それだと恥ずかしすぎ…
私は口元を確認する
「ふふっ何もついてないわよ!
さっお風呂はいろ!葵」
「うん!」
「はーっ気持ちいねぇ。幸せ」
花が少し顔を赤くしながら言う
本当に気持ちい。
久しぶりの温泉は最高だなぁ
「てかさー」
花が私に話しかける
「なあに?」
「葵…まじでかわいいね…」