いつでも隣にいるはずなのに。side1
そんなこんなで、始業式も終わってHRも終わり私はすぐさまひとつ隣の教室へ急ぐ。



そう、しゅうのクラスだ。






「しゅうーー!!」




そこには、筆箱をカバンに詰めるしゅうの姿が。





すぐさま私は、しゅうに飛びつく。





「勢いすごすぎ、りみ」



「しゅう〜〜」





抱きつくと、いつもの安心する匂い。





私は安心したあまり、泣いてしまった。






「うわぁ〜〜ん」







「また、泣いてるし」







すると、いつから来たのか






「ちょっとー、あんた達どこの遠距離カップルか!!」
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