取り戻したい・・愛

✫✫二度と関わらないで


俺が、頭で考えていると

青柳から電話があり
「なんだ?」
「こんなときに申し訳ありません。
安西さんから、正式に結婚の申し込みが
ありましたので。」
「安西?何を今更?」
と、俺が言うと
陽子さんが、
「安西って?」
と、親父をにらんだ。

親父は、安西財閥の話を
陽子さんにした。

すると

「ばかじゃないのっ!あんた達!!
何で、調べなかったの?
何で、陽翔君もあったの?!
海愛がいるのに。」
と、叫んだ

「「「なんだ?どういうことですか?」」」
と、俺ら三人が言うと

「安西財閥には、
海愛とずっと施設で
一緒に育った風香が養女に
なっているの。
多分、風香が絡んでいるはず
だから、海愛は
陽翔君から離れた。」

「俺だ。俺が一度だけ
顔を会わせたら
安西さんの顔が立つ
と、陽翔に言った。」
と、親父が言うと

陽子さんは、親父を殴った。
ぐぅで殴った
怒りに満ちた顔で

二発目は、蓮さんが阻止したが

「母親の史華だけじゃなく
海愛にまで。

あんた!!それでも、父親なの?
もう、二度と海愛に
関わらないで約束したよね。

陽翔君も、もう二度と
海愛に関わらないで。

それから、安西財閥の方は、
きちんとしなさいよ!!」
と、叫んで出ていった。
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