取り戻したい・・愛

✫✫組へ


「海翔、パパのお父さんに
会うの、お行儀よくね。」
「はい。」
「うふふっ、海翔、良い子。」
海翔は、海愛に誉められて
嬉しそうにしていた。

そんな二人を見て
陽翔の心は、温かくなっていた。

組につくと
陽翔が降り
「若、おかえりなさいまし」
「ああ。」
陽翔が、後部ドアを開けて
中に手を出すと
海翔が飛び付いてきた。

陽翔は、海翔を片手に抱き
もう片手を中に
すると海愛が一緒に出てきた。

始めてみる若姐さんを見て
組員さんたちは、ざわついていた。
すると
「若姐さん、おかえりなさいまし」
と、旭。
すると、とたんに
「「「「「おかえりなさいまし」」」」」
と、沢山の方から言われて
「えっと、ただいまです。
旭さん、ご心配おかけしました。
すみません。」
と、言うと
「いえ。ご無事でいらっしゃるなら
それで構いません。
ただ、若には手を焼きました。」
と、言うと
「旭。余計な事、言うな。」
「はい。」
「ごめんなさい。
私が居なくなったばかりに
みなさんにもご迷惑おかけしました。」
と、海愛に頭を下げるから
「変わりませんね、海愛さんは。
みんながびっくりしてますよ。」
と、言うと
海愛が、笑うから
みんな赤面していた。

すると、陽翔が
「ちっ」
と舌打ちをすると
海翔が
「パパ?」
と、言うと
「「「「「ええっ‼パっ・・パパっ?」」」」
と、またまた組員さんたち
すると、海翔が
「めっ」
と、言うから
びっくりしていると

陽翔が、笑いだして
これまた、組員さん達は
びっくり!!

旭さんは、そんな陽翔さんを見て
嬉しそうにしているし
海翔は、
「パパ。めっ!」
と、笑いすぎている
陽翔に言った。

それから、旭さんに
案内されて中へ入った。
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