取り戻したい・・愛

✫✫ほっと


蓮さんが、出迎えて
「海愛さん、ご無事でなによりです。」
と、言われて
海愛は、
「ご心配おかけしました。
申し訳ありません。」
「いいえ。さあ、組長が
おまちですので。」
と、言って
「組長、若、お着きになりました。」
「ああ、入ってもらえ。」
「どうぞ。」
「親父。海愛が無事に着いた。」
「ああ、海愛さん。
本当に、俺がいらんこと言ったばかりに
辛い思いさせて悪かった。」
「いいえ、組長さん。
頭を上げてください。
私が、勝手に判断したのが
いけなかったのです。
ご心配、ご迷惑おかけして
申し訳ありません。」
「で、親父、俺の子の
海翔だ。
海翔、じいじだ。」
と、言うと
海翔は、海愛をみて
「じいじ?ママっ、じいじ?」
と、訊くから
「そうだよ。海翔のお爺ちゃんだよ。」
と、言うと
海翔は、コクンと頷いて
「かいとれす」
と、親父に頭を下げた。
「おおっ、海翔か。
良い名だ。
海翔、爺ちゃんだ。
こっちにおいで。」
と、言うと

海翔は、俺を見るから
頷くとテトテトと歩いて
親父の膝に座って
親父に何か話しかけていた。

親父は、嬉しそうに
海翔に答えていた。

蓮さんも嬉しそうにしていた。

陽翔も海愛も旭も
穏やかなひとときを
過ごしていた。

そこへ・・・・
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