隣の席の瀧くん







「プッ」



え。

た、たたたたた


「瀧くん笑ってる…」


「……」


「え、えええ、レアレアレアちょーーレア!えええ!!」


「また先生に言われますよ」


「あ…」



いつも無表情で本ばっか読んでる瀧くんのレアスマイル。


瀧くんも笑うんだ。



「でもありがとね」


「何がです」


「別れろ。とか、瀧くんなりにちゃんと考えてくれて言ってくれたんでしょ?」


「誰でもそう言うと思いますが」


「でも坂村くんと付き合ってまだちょっとだから、もうちょっと坂村くんの事知っていこうかなと思う」


「そうですか」





< 36 / 299 >

この作品をシェア

pagetop