隣の席の瀧くん




ちゃっかり送ってもらっています。




「ごめんね、瀧くん」


「いいえ」



一緒に並んで歩く瀧くんをチラッ横目で見る。


意外と背が高いし、てかやっぱり…


「瀧くん眼鏡外して前髪切ったら?」


「急になんです」


「そっちの方が今より良くなると思う!しかも瀧くんもっと皆と話したら?あたし瀧くんと話して印象変わったもん」


「嫌ですよ、面倒くさい」


「えー、何で?」


「1人でいる方が楽なんです。なので友達なんていりません。ギャーギャー騒いでて逆に疲れないんですか?」



ギャーギャーって、





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