雨の日は君と。~先輩の香り~《続編》
「そういえば、そちらのイケメンの男の子は誰かしら?」
あっ………
李月君について話すのをすっかり忘れてた
あまりに当たり前にいるもんだから
というか、イケメンな男の子って…
ちらっと李月君の方を見る
すごく横顔も綺麗で
そ、そりゃイケメンだけどさ?
私の李月君だもん……
そんなことを考えていると
頬をむにっとされた
「お母さんにまで妬くなよ」
少し悪戯そうに微笑む李月君
うぅ、