雨の日は君と。~先輩の香り~《続編》
私が星野君にこそこそと文句を
言っていると、急に星野君がいる方と
反対側の腕を引っ張られた
反射でその方を見ると
李月君が冷たい顔をして立っていた
「来て」
李月君が呟いて私を引っ張っていく
「ちょっと、まだ途中よ!」
「…森崎さんが具合悪そうなので
保健室に連れて行きます」
「え、私具合悪く…「黙って」
りんちゃん先生が注意するけど
李月君は適当なことを言っている
具合なんて悪くないから反論しようとするけど、李月君の迫力ある冷たい顔に
何も言えなくなる。
そのまま廊下を歩く私達
歩幅が合わない…
いつもなら合わせてくれる李月君が。
何を怒ってるの…?
向かったのは保健室ではなく、屋上。