雨の日は君と。~先輩の香り~《続編》



「……そうですかねぇ~?
 告白してみようかな~?」


嫌だな。

日代ちゃんが告白したら、李月君は
日代ちゃんのところへ行ってしまう


李月君を信じたいけど今は無理だよ…


「あっ、李月君!」

日代ちゃんの声に廊下を見ると、
李月君が私の教室の前を通るところだった

日代ちゃんが李月君のところまで
駆け寄り、笑顔で話しかける


李月君も笑顔で話している

李月君がどこか遠くへ行ってしまうようだ


私が二人の姿を見ていると、
李月君がこっちをチラと見た

バチッと一瞬目が合うけど、
どちらかともなく逸らされる



李月君、どうか遠くへ行かないで…




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