【完】もう一度、キミのとなりで。
「それじゃ蛍、委員会頑張って!」
「うん、ありがとう」
水曜日の放課後、いつものように加奈子ちゃんにバイバイすると、一人で図書室へと向かった。
図書室のドアを開け中に入ると、ほとんど誰もいない。
カウンターの前に腰掛けて、日誌を書く。
もう一人の当番の子は、今日もまた来ないみたいだった。
委員会なのに堂々とサボってしまえるのはすごいなぁって思う。
ますます私が休むわけにはいかなくなる。
そのまましばらくカウンターに座っていたけれど、本を借りていく生徒はほとんどいなくて、途中からいつもの本の返却作業をすることにした。
そういえば、碧空くんは来なかったなぁ……なんて、そんなことぼんやりと考えたりして。