【完】もう一度、キミのとなりで。
続いて碧空くんはベッドに横になると、苦しそうに息をしながらつぶやいた。
その表情はひどく申し訳なさそうで。
「ううん、大丈夫だよ」
「まさか、蛍が俺のこと心配して来てくれるなんて思わなかったからさ。すげー嬉しくて。
なんか、もうちょっと一緒にいたくなった」
「えっ……」
「テスト前なのにごめん」
ストレートな発言にドキッとする。
どうしよう。一緒にいたいだなんて……。
だけど、まさか特別な意味はないよね。やっぱり心細かったのかな?
「そ、そんなことないよっ。熱出したら、誰でも一人でいるのは心細いと思うし……。
私も、心配でほっとけなかったから、全然気にしないで。
少しでも碧空くんの役に立てたなら嬉しいよ」
私がそう言うと、碧空くんは驚いたように目を大きく見開く。
「……ほっとけない?俺が?」
「えっ、うん」