円舞曲はあなたの腕の中で~お嬢様、メイドになって舞踏会に潜入する~
エリノアは、
メアリーとミーガンの二人と話して、
気分が晴れた気がした。
もう一度、階下にいる
アリスの元へ行こうと思った。
さっきのは、ミーガンのお陰で
何事もなく済んだ。
けれど、失敗によっては、
アリスにも迷惑がかかってしまう。
彼女は考え事をしていて、
正面玄関のところに来てしまったのだ。
ここは、屋敷のメインホールに
つながる階段だ。
こんなところまで来てしまった。
誰にも見つからないように、
さっさと戻ろう。
そう思って、引き返した時に、
下から上がって来た男性に、
声をかけられた。
「よかった。君ここの人?」
「いいえ」
エリノアは、使用人の挨拶ではなく、
うっかりレディの挨拶をしてしまった。
「でも、屋敷の中のことは分かるよね?」
よかった。
相手は、何とも思わなかったみたいだ。
「ええ、少しなら」
「じゃあ、ビリヤード場ってどこ?」
「ホールの奥の方です」
「ホールって?」
「2階に戻って、ホールまで出て、
さらに奥へ行ってください」
「奥ってどっちの奥?」
「では、ご案内しますから」
メアリーとミーガンの二人と話して、
気分が晴れた気がした。
もう一度、階下にいる
アリスの元へ行こうと思った。
さっきのは、ミーガンのお陰で
何事もなく済んだ。
けれど、失敗によっては、
アリスにも迷惑がかかってしまう。
彼女は考え事をしていて、
正面玄関のところに来てしまったのだ。
ここは、屋敷のメインホールに
つながる階段だ。
こんなところまで来てしまった。
誰にも見つからないように、
さっさと戻ろう。
そう思って、引き返した時に、
下から上がって来た男性に、
声をかけられた。
「よかった。君ここの人?」
「いいえ」
エリノアは、使用人の挨拶ではなく、
うっかりレディの挨拶をしてしまった。
「でも、屋敷の中のことは分かるよね?」
よかった。
相手は、何とも思わなかったみたいだ。
「ええ、少しなら」
「じゃあ、ビリヤード場ってどこ?」
「ホールの奥の方です」
「ホールって?」
「2階に戻って、ホールまで出て、
さらに奥へ行ってください」
「奥ってどっちの奥?」
「では、ご案内しますから」