零度の華 Ⅰ
愛川が騒がなかったことに胸をおろし、コクリと頷く
「桜ちゃん、何時に迎えがくるの~?俺、そこまで送るよ~」
『もう、行かないといけない。お願いしていい?』
「OK~!!んじゃー、俺出るね~」
あたしは鷹見と共に倉庫を出た
鷹見のバイクの後ろに乗り、学校近くの公園まで向かう
バイクに揺られること10分
『ありがとな』
あたしは素へと戻る
「俺はそっちがいいな~。慣れたのかな~?」
どうやら、本気で素のあたしの方がいいらしい
『変わってる奴だ。誰もがもう1人の方がいいと答えると思うが?まぁ、あたしも鷹見の素の方が好きだが』
あたしはニヤッと笑って見せる