零度の華 Ⅰ
「まぁ、よろしくお願いしますね」
「こちらこそ」
営業スマイルの雲雀を見て社交辞令のごとく返す
一通り、自己紹介をした
「あの、失礼ですがご年齢は?」
「そんなに畏まらなくていいよ。今年21になるかな」
実年齢か
別に問題はないからいいか
「え!?もう少し若いと思ってました」
「お世辞でも若く見られて嬉しいな」
「お世辞じゃないですよ!!あの、仕事は何をしているんですか?」
チラッと雲雀をみる
「ありがとう。俺、N株式会社の社員だよ。下っ端の方だけど」
「N株式会社って、すごく有名なところじゃないですか!?すごいです!!」
雲雀と愛川で話が盛り上がり、あたしを含め4人は話に入れない