俺を好きになってよ。
「…あ、喋りすぎたな。ごめん、今の聞かなかったことにして?」
「え、何それ」
めっちゃ気になるんですけど。
「…知りたかったら、南に聞くといいよ」
本人に聞いてみるのか…。
そういえば南の事何も知らないや。
家族構成や家とか。
御守先輩と付き合ってた事は分かったけど…。
それから、その話題にはもう触れず、他愛も無い話をしていると、午後の試合の放送がかかった。
そして、私達は無事に倉庫からでて、コートに向かった。