俺を好きになってよ。


「ほら、アンタも自己紹介して」

「あ、凛月の双子の渚月(なつ)って言います。凛月がお世話になってます」

「名前まで似てる!!美男美女だねー!!よろしくー!」


私の前には正座した2人が話している。
それを、ベットの上で見ている私。


コイツ帰ってくるのはやすぎる…。
まだ四時過ぎだぜ?
いつもだったら女の子と遊んで帰ってくるのに。

「アンタ、モテるだろ」

「まぁー、告白される事は多々。そういう渚月君もー!」

「まぁ、否定はしない」


コイツらが意気投合する理由わかったわ。
聞かなくても悟ったよ…。


とうぶん話は終わらないだろうし、今のうちにお風呂でも入るか。





< 95 / 274 >

この作品をシェア

pagetop