秘密の陰陽師 【弐】


私たちが戻ろうとした時…





「なぁ2人とも。
もしも、もしも俺が2人の事裏切ったら
どうする?」




静かに拓海がそう言う




そこには悲しい顔をした拓海がいた






「どうしたの拓海…?」



「何かあったのか?」




私たちは拓海にそう聞く





「いやいや何もあらへんよ?
ちょっと聞いてみただけやよ!」




そう言っていつもの笑顔に戻る拓海




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