24歳、恋愛処女
仕事の都合があるから六階のレストラン、エレベーター前の待合スペースで待ってて。
そう云われて、重い気持ちで準備をして向かう。
あれから三日ほどたっているが、いまだにどうして理央さんと付き合うようになったのかわからない。
それに、荻原さんになんて話していいのかも。
今度の水曜日はまた、一緒に食事に行く約束をしているが、どうしていいのかわからない。
待ち合わせの時間を過ぎても理央さんは現れない。
荻原さんの休みの日に会うのが多いからか、いままで待たされることはあまりなかった。
それに一分でも遅れそうになると、荻原さんは連絡くれてたから。
双子で同じ顔してても全然違うんだ。
よく考えなくても性格だって違うし。
「お待たせ、彩夏ちゃん」
十分ほど待って、やっと理央さんが現れた。
かけられた声にぼんやりと見ていた携帯から顔をあげる。
「じゃ、行こうか」
私の返事なんか待たずに、理央さんは勝手に腕を絡めると歩き出した。
連れて行かれたイタリアンは、混雑する時間だったが予約をしていたらしく、すぐに席に案内された。
そう云われて、重い気持ちで準備をして向かう。
あれから三日ほどたっているが、いまだにどうして理央さんと付き合うようになったのかわからない。
それに、荻原さんになんて話していいのかも。
今度の水曜日はまた、一緒に食事に行く約束をしているが、どうしていいのかわからない。
待ち合わせの時間を過ぎても理央さんは現れない。
荻原さんの休みの日に会うのが多いからか、いままで待たされることはあまりなかった。
それに一分でも遅れそうになると、荻原さんは連絡くれてたから。
双子で同じ顔してても全然違うんだ。
よく考えなくても性格だって違うし。
「お待たせ、彩夏ちゃん」
十分ほど待って、やっと理央さんが現れた。
かけられた声にぼんやりと見ていた携帯から顔をあげる。
「じゃ、行こうか」
私の返事なんか待たずに、理央さんは勝手に腕を絡めると歩き出した。
連れて行かれたイタリアンは、混雑する時間だったが予約をしていたらしく、すぐに席に案内された。