君が信じてくれたから
綺「透哉ー。なんか良いのあった?」

透「んー?綺羅に似合いそうなのあったよ。」

……この後に及んで自分の買い物はしない気かい?

綺「……………。」

透「あはは。黙らないでよー。でもお腹空かない?」

……うむ。確かに空いた。

もう12時前。

綺「ちょっとだけ……。」

透「じゃ、ご飯にしよ。」

そう言ってお店を出た。

あ、この隙に買ってこよ。

綺「透哉、そのお手洗い行きたいからちょっと待ってて。」

透「おっけ。」

透哉にそう告げ急いで買いに行った。
















ーーーーこの後、悲劇が起こるとも知らずに……。





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