君が信じてくれたから
そう思っていたら

透「あの……」

宮本くんが多分私に話しかけてきた。

綺「……私?」

一応確認。

透「はい。あの、学校案内……してもらえませんか?」

あー……私は良いけど、宮本くんがなー。

綺「……それは、きっと私じゃない人に頼んだ方が良いよ。」

透「……何故です?」

……そこ聞いちゃう?

まー良いけど。

綺「宮本くんがいじめられるよ。私、裏切り者だから。」

透「別に……構いませんが。」

………は?

透「こんなナリをしているのでイジメには慣れてます。」

原因が分かってるなら対処しようか。うん。
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